九龍半島の繁華街を歩いてみたら
2月26日、新型コロナの新規感染者数はさらに記録を行進し、1日の新規感染者数は1万7063人(うち6人は海外からの入境者)に!まだまだピークは見えないようだ。そして今日は、マスクではなく、簡易検査キット購入で長蛇の列を作る市民の姿がニュースで流れていた。今後、マスクではなく、簡易検査キットの争奪戦があちこちで起こりそうな気配だ。
さて今日は気温が一気に21度まで上昇。気持ちがいいほど晴れ渡ったので、今度はコロナ禍の九龍側の繁華街・チムシャツイに行ってみた。やはりというか、想像していた通りに悲惨な様相だった。
チムトン駅から九龍公園を目指し、そこからネーザンロードを南下して重慶マンションあたりの繁華街を歩いてみた。
この一帯は、多くの中国人観光客が買い物にやってきていたエリアだから、2020年に新型コロナが流行し始めて、中国本土との移動を制限した時点で観光客の姿は消えていった。なので、昨年もかなりの店が閉まっていたが、今は更に増えていた。
休業のお知らせや店舗の売却・賃貸の張り紙を付けてシャッターを閉めている店舗あり、シャッターだけが閉まっている店あり。シャッターだけが閉まっている店が何店舗も続いている通りが実に沢山あって、日中なのに寒々してきた。
バーが何軒も並ぶエリアがあるのだが、そこは店を閉めているところがほとんどだったが、屋外なので、ビールを飲んだり食事をしている客の姿もチラホラあった。が、土曜日の昼下がりには寂しい風景だった。
路地裏っぽいところに飲食店が軒を連ねる通りがあるのだが、ここもやっぱりシャッター街になっていた。
外出する時は、マスクをつけてこまめに手を消毒して、とただでさえ気がはっているので、こういう風景を見るのはやっぱり辛い。そう思っていたら、夕方の恒例の感染情報で、今日の感染者数が1万7000人超えと前日よりさらに7000人も増えていることにビックリ。一体いつどこで感染していくのだろう?
帰宅したらちょうど友人からSNSが入ってきた。が、それもお兄さんが陽性反応が出てしまい、自宅隔離のための準備を手伝うので忙しかったというものだった。幸い奥さんとお子さんは陰性だそう。
2日前には、関連会社の従業員家族に感染者が出たのでオフィスを消毒したと聞いたばかり。どうやら私の周りにもオミクロン株が、音をたてずに、ジワジワと忍び寄ってきた感じがする。
【直近の感染者数】( )内は海外からの入境者
2/26 17,063人 (6人)
2/25 10,010人 (4人)
2/24 8,798人 (3人)
2/23 8,674人 (3人)
2/22 6,211人 (3人)
2/21 7,533人 (3人)
2/20 6,067人 (12人)
2/19 6,063人 (4人)
2/18 3,629人 (2人)
2/17 6,116人 (9人)
2/16 4,285人 (21人)