春節モード高まる花屋街
香港
春節(旧正月)まで2週間を切った1月8日の日曜日。花屋が集まる九龍・太子(プリンエドワード)の花墟には正月飾りの花を求めてやってきた市民でごった返していた。新型コロナの規制が緩和され、コロナでこれまで長いことトンネルの中にいた香港に、ついに、ようやく、春節気分が戻ってきた!
(やっぱり胡蝶蘭が定番で人気)
(最近は日本の正月飾りをヒントにした飾り付けも登場)
折しも今日から深圳との通関も再開し、多くの市民が香港から深圳を通って、本土に北上した。逆に深圳の通関から多くの中国人が香港に南下して来られるようになった。
今日のTVニュースで深圳に隣接する地域の薬局の店員は、「(開通後の)中国人買い物客は多くない。本土は依然コロナが流行しているから一気に中国人買い物客がやってくることはない。春節休暇になったらもう少し中国人客が増えるだろう」との見通しを語っていた。
本土からの人の流入が増えれば香港でのコロナ感染者が急増するのではないかとの予想もあり、通関の再開が経済や市民生活にどう影響するかしばらく様子見の状態だ。
(色とりどりの胡蝶蘭)
(春節に着る洋服を買い求める市民)
(正月飾りを買い求める市民)
=====ちょっと昨年末を回顧======
(カウントダウンで年が明けた香港)
昨年末のクリスマスはクリスマス飾りが華やかで多くの市民が街に繰り出していたが、卯年はこれまでコロナ禍で抑圧されていた鬱憤を晴らすかのようにさまざまな動きが活発化しそうだ。
(華やかだったクリスマス飾り)