破壊や落書き、新型コロナ期間に修復ーチムシャツイー
2ヶ月半ぶりぐらいで、九龍半島の繁華街・チムシャツイの地下鉄駅を出て地上に上がったら、昨夏以降の反政府デモで破壊されていた地下鉄の地上出入口やその周辺が修復されていた。デモ隊によって粉砕されたガラス部分は金網に変わるなど、以前とは違った格好に。新型コロナの流行で、今年に入って反政府デモや抗議活動が鳴りを潜めた間に、"デモに強い"仕様に生まれ変わっていたのだ。
以下、「デモ期間中」と「コロナを経た今(6月22日)」の状態がわかる写真を並べて比較してみる。
デモ隊が書き殴ったスローガンなどはスッカリ消されていた。
ガラスの壁はヒビが入って危険なため、緊急避難的に木の板で覆っていたが、今は厚いガッシリした金網に変わっていた。
封鎖していた入り口は解放されて、デモ隊によってスローガンなどが書き殴られていた壁はペンキをぬって、まぁ普通にみられるようになった。三色のストライプは別の出入口も。デモ期間中、壁を守るためか、臨時で建てられていた鉄骨の柱も撤去されていた。
消しても消してもデモ隊によってスローガンなどが書き殴られ、イタチゴッコだった壁はいつしかトタンで覆われたが、それも変わって三色のペンキでストライプを描いて普通に見られる状態に。
破壊された信号機は叩かれても壊れないように、網が付いていた。壊された信号機は別の地域のものでイメージ写真だが、チムシャツイの信号機も同じようにあちこちで破壊された。
#香港 #デモから1年 #反政府デモ #チムシャツイ