区議選の投票通知が届いた!
4年に一度行われる香港区議会選挙の投票通知が14日、自宅に届いた。投票日は11月24日。この通知を持って指定の投票所に行けば、私も一票を投じることができる。
香港では、18歳以上が有権者。ただし事前に有権者登録をしないと投票はできない。外国籍でも、18歳以上で香港の永住権を持つ市民は、有権者登録をすれば選挙権が与えられる。なので、私のような外国籍でも投票できるわけ。
(届いた選挙通知の一部。いつもこういうように届く)
区議会選は、全18区の計452議席を決める選挙。4年前の前回より100人以上多い千人余りが立候補した。一方、投票に必要な有権者登録には、前回より約44万人多い約413万人が登録。つまり約413万人が、私と同じように、それぞれの住まいで立候補した候補者の資料、投票所を示した地図などが入った投票通知を受け取ったことになる。
(選挙管理委員会から届いた資料)
最近は、過激なデモ隊と警察の衝突が日常生活に影響を及ぼすレベルにまで発展しており、選挙の延期を懸念する声も出ているが、投票まで1週間となり、街頭には候補者のポスターなどが掲げられ、選挙ムードが出てきた。
区議選とはいえ、直接投票なので民意が直接反映される。反政府デモの追い風に乗って民主派の候補者が有利と見られている。逆に、苦戦をしいられる親中派は、「公正公平で安全な状況で投票することを望む」と述べ、選挙の延期を遠回しに訴えていると取れなくもない。今後デモの状況次第では、延期されるかもしれないとの見方も出ており、今週一週間はデモ隊の動きも注目だ。
(立候補者から届いたチラシ。①と②は郵送で、開封前の状態。③は、郵便ポストに投函されていた)
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事態が更に大きく悪化しなければ、選挙は予定通り実施されると思っている。民主化を訴えた「雨傘運動」後の立法会(議会)選挙では、民主派議員が議席を伸ばしたが、その後様々な理由で議員資格を剥奪され、親中派が補欠選挙で議席を奪い返したから。今回も同じパターンができるだけの要素がゴロゴロしてそうだから。勝手な推測だけど。
#香港デモ #香港区議会選挙 #逃亡犯条例改正案