香港国際空港で「Free Hong Kong!」
「Free Hong Kong！」「香港加油！(香港頑張れ！)」
香港国際空港に到着すると、こんなシュプレヒコールが空港内にこだましていた。観光客が到着ロビーに姿を見せるたびにその声は一段と強まった。
今日(8月9日)から3日間に渡って、香港国際空港で「逃亡犯条例の修正案撤回」などを求める、抗議デモが始まった。空港での抗議活動は、約1万5000人が集まった7月26日、広域ゼネストが実施された8月5日に続いて3度目。若者を中心に、参加者はターミナル1の到着ロビーに座り込んだりチラシを配るなどして、到着客らに、修正案反対や逮捕者釈放などへの理解を訴えた。
ここには警察の姿はない。警察の関連施設もないから、警察への罵詈雑言の叫びは聞こえてこない。自分で作ったおにぎりやおかずを差し入れている市民の姿もあった。
到着ロビーは8割がた集会参加者で埋め尽くされていたが、懸念された出発フロアは至って普通。チェックインカウンターにはフライト予約や搭乗券を見せないと入れないように制限していたから、とてもスムーズだった。
今週末、日本から友人が遊びに来るが、この状況が持続されるなら、到着も出発も問題ないだろう。
(旅に出発前の香港にて)
