香港時間 - Hong Kong Time -

香港の今を、日常から、写真と文で読み解きます

暑〜い7月、記録的な暑さ

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気がついたら、1ヶ月ぶりの更新。最近はマッハのスピードで時間が過ぎていく感じだ。それにしても、暑〜い。

 

冒頭の各地の気温を示したイラストは、香港天文台のFBからの引用。それによると、昨日(7月25日)現在で7日間連続で気温が35度以上だったという。これは1884年からの観測史上、7月としては最長だというから、やっぱり暑い日が続いているんだ。

 

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(空はまっ青)

 

返還25周年を迎える前(つまり6月下旬)は雨続きで、25周年の前日(6月30日)には台風接近の警報レベルが3まで引き上げられたと思ったら、なんと7月1日には屋内退避を義務づける8レベルに達した。25年前の返還前日と返還の日は土砂降りだったけど、今回は台風かぁ。なんか大きな節目の年の7月1日前後は大雨が降るから不思議だ。香港人は雨を自分たちの心情に喩えたりしているが。

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(警報が解除された後に通りかかったSOGO。警報8が出たら小売店は、警報が解除されるまで閉店する)

 

で、天気が悪いなぁと思っていたのに、その後は一転してカンカン照りの日々。7月24日は香港の中心部は36.1度に達し、1968年7月25日の35.7度を上回り、7月としてはこちらも観測史上最高気温を記録した。しかも北部の上水地域では一時39度まで上昇したほか、打鼓嶺38.3度、跑馬地37.9度、赤鱲角37.4度、沙田36.9度,大埔、將軍澳、九龍も軒並み36.8度となるなど、複数の観測地点で最高気温を更新たそうだ。

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(7月24日の香港各地の気温、香港天文台から)

 

日差しは刺すように痛いし、風は吹いても熱風だから、ぬるい空気が皮膚に当たって気持ちが悪い。

 

しかしこの暑さ、7月末まで続く可能性があるというからまさに酷暑の夏。

 

しばらくは、屋内でクーラーをガンガンきかせて涼をとるしかない。漢方では体が熱い時は体を冷やす効果があるものを食べると良いとされている。ネットでググったら、果物ならスイカ、梨、キウイ、レモン、柑橘類など。野菜なら、空心菜、ほうれん草、大根、きゅうりなどの瓜系などがそれに該当するそうだ。こういうのも参考にしながら、この夏を乗り切っていくしかないな。